F
誰も知らない真実は
霧の中へと消えてゆく

1A
運命の扉　今開かれた
二度と後戻りはできないその一歩
祈りの声なんて届かない
夢は現実を知る度　光を失った

1B
受け継がれてきた
いにしえの刃　交える
それが二人の逃れられぬ宿命（さだめ）
私はただ静かに瞳を閉じ受け入れ
暗い孤独の城で一人あなたを待ちましょう

1S
炎の中で散らす火花が愛の証
憎いふりをしても触れ合う瞬間の熱が心焦がす
奪い合いの意味をあなたは気付かない
踏みにじられて燃え尽きた恋の亡骸も


2A
悪を倒す剣に選ばれた誇り
私の身を貫く　その皮肉
分かっていて魂捧げた
だから涙流してくれるだけで報われる

2B
守ってくれるという誓い　忘れていない
私だけ見つめてほしかっただけ
ひとつに溶け合いたいの　愛も憎しみさえ
せめて最期はあなたと共に眠りにつかせて

2S
灼熱の真っ赤な薔薇　咲いては散ってゆく
悲しい運命なんて言わせない　恋が実を結ぶのだから
理解される事など望まないけれど
その心に焼き付けて　私の眼差しを


3B
受け継がれてきた
いにしえの刃　交える
それが二人の逃れられぬ宿命（さだめ）
あなたは変わり果てた姿の私の事
一目で気付いてくれた
もう他に何もいらない

3S
瞳の中の炎が私を焼き尽くす
迷い子の恋ごと抱きしめて二人でどこへでも行きたい
永遠に閉ざされた運命の扉
愛を巡る戦いの行方を煙に巻く

L
誰も知らない真実は
霧の中へと消えてゆく



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※全文ひらがな（「は」「へ」「を」は発音通りに表記）

F
だーれーもーしーらーなーいーしーんーじーつーわー
きーりーのーなーかーえーとーきーえーてーゆーくー

1A
うーんめいのとびらーいーまひーらーかーれーたー　にどと
あともどりわでーきなーい　そーのーいい　ぽー
いーのーりーのーこえーなんてとーどーかーなーいー　ゆめわ
げーんーじーつおしるーたーびひかりおうしなあたー

1B
うーけつがれてきたいにしえの　やいばまじえるー
それがふーたりののがれられぬさだめー　わーたーしーわ
ただしずかにひとみおー　とじうけいれー
くらいこーどくのしろでひとりあなたーおーまちましょおー

1S
ほのおのーなかでちーらーすーひーばながあいのあかしー
にくいふりおしーてもふれあうしゅんかんのねーつーがこころこが　すー
うーばーいあいのーいみおあなたわきずかないー
ふみにじられてもえつきたこいのー　なーきーがーらーもー


2A
あーくおたおすつるーぎーにえーらーばーれーたー　ほこり
わたしのみおつーらぬーく　そーのーひにーくー
わーかーあ　てーいてーたましいーさーさーげーたー　だから
なーみーだーながしてーくーれるだけでむくわれるー

2B
まーもおてくれるというちかい　わすれていないー
わたしだーけみつめてほしかあただけー　ひーとーつーに
とけあいたいのあいもー　にくしみさえー
せめてさーいごわあなたとともにねむーりーにつかせてー

2S
しゃくねつーのまあかーなーばーらー　さいてわちいてゆくー
かなしいうんめーなんていわせないこいがみーおーむすぶのだか　らー
りーかーいされるーことなどのぞまないけれどー
そのこころにやきつけてわたしのー　まーなーざーしーおー


3B
うーけつがれてきたいにしえの　やいばまじえるー
それがふーたりののがれられぬさだめー　あーなーたーわ
かわりはてたすがたのー　わたしのことー
ひとめでーきずいてくれたもおほかにーなーにもいらなー

3S
ひとみのーなかのほーのーおーがーわたしおやきつくすー
まよいごのこいーごとだきしめてふたりでどーこーえでもいきた　いー
えーいーえんにとーざされたうんめいのとびらー
あいおめぐるたたかいのゆくえおー　けーむーにーまーくー

L
だーれーもーしーらーなーいーしーんーじーつーわー
きーりーのーなーかーえーとーきーえーてーゆーくー