体育の授業!
私は学校の授業の中で一番好き
だってだって、この授業でしか授業中の彼を見ることが出来ないから
だから、テンションもいつもより倍になる
元々テンション高い方なんだけどそれより高くなるから先生によく注意されちゃうんだけど
窓からチラっとレンを見る


あ、目があった!



「おーい、レーン!聞こえてる~?」


手を大きく振って叫ぶけどレンには聞こえてないみたい


ぶぅ、つまんない。


本当はずっとレンとおしゃべりしたいのだけどクラスも違うし
レンにも友達がいるから放課後しか一緒にいられる時間がない
もっともっと彼に触れていたいのに...


「はぁ…」
「どうしたの?ため息ついて」
「もっと一緒にいたいなぁと」
「鏡音君と?ならそう言えばいいのに!」
「無理だよ!レンだって好きな子いると思うし!」
「(鈍チンちゃんめ...)えーでもでも、きっと鏡音君もリンちゃんのこと好きだよ!」


嘘だ!ない!!!絶対ないよ!
今のリンには否定するだけで精一杯だった。
ふとレンの方に目をやると何やら不思議そうにこちらを見ていた
さっきの会話を思い出しレンを見ることが出来ずに目線を逸らす


うわっ、逸らしちゃった。
でもでも、レンが私を好きなんてありえないし
もっと一緒にいたいなんて思ったら迷惑かけちゃう
でも、好きでいてくれたらいいななんて!
だめ!変に期待しちゃうとショックが大きいんだから!
・・・レンは私のことどう思ってますか・・・?


聞こえる事のない心の声
レンがこちらを見ていた
そして、静かに口をひらいた







あ い し て る 。










え?あいしてる?
誰を?私を?


先ほどの友達との会話を思い出し顔に熱がこもるのを感じた
レンもこちらをみてちょっとびっくりしてる気がする

そうだよね、だってだって私なわけないもの
きっと私の後ろにいる子とかだったんだよ

そう思っているとまたレンの口が開いた





あいしてるよ、リン。





     ―ダッ―


何々、今私の名前呼んだ?
嗚呼、やばい。すごく嬉しい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

気づいた子

前の気づいてないあの子のリン視点バージョンです。

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閲覧数:284

投稿日:2009/06/22 03:00:59

文字数:897文字

カテゴリ:小説

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