怒りの日
怒りの日

この怒りを薪に焚べれば、焔は何色になるだろう。

「価値観の違い」なんて嘯いていた10代の私を殺すのはわたしだ。
共感こそ至高だと柔らかい言葉で他人を、自分を、駄目にしてきた私の罪は図り知れない。

優しいってなんだ
赦すってなんだ

ぬるま湯に浸かってさぞ居心地が良いだろう。
傷を舐めあって脚を引っ張りあって、どんぐりの背比べ。
だけどわたしも同じ穴の狢。
と笑っていられれば良かった。

最期の原動力は怒りしかない。
振り切っているから失うものなど何もない。

ライセンス

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怒りの日

環境や周囲への反発や不満。
あたりまえの日常は決して不変ではない。
澱のように沈澱したさまざまな負の感情はいつか崩壊する。
覚悟を決めた人間に恐れるものはない。

閲覧数:31

投稿日:2021/06/30 23:01:57

文字数:243文字

カテゴリ:歌詞

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