白銀の世界に閉じ込められ           
  届かない想い出が今 この羽根の中に      

  きっといつかまた逢えるんだよね        
  黄昏た太陽 息づく緑の大地に         
  あの暖かい温もり あの頃の全て        

  優しさの中で見送られていったよ        
  みんな何処へ行ってしまったの?        

  この凍りつきそうな躰 ガタついた翼      
  使いものになんかなりゃしないよ        
                         
  このままで僕はどうすればいいの?
  求めたって何もない 求める力さえないよ    
                         
  流れてく雲を仰いで想いだしている       

  今 遠く離れてしまっているけれど       
  きっと逢えるんだよねって           

  この想いだけは凍らせはしないよ        
  君への羽根に・・・              

               
  樹氷の隙間で佇んでる   
  あなたが望んでいたこの世界の中で
               
  きっといつかまた逢えるんだよね
  想いを繋いでた あの絶頂に
  あの夢想い あなたの全て 

  優しさの中で消えていったよ
  何故に薄れてゆくの?

  終止符をここで打たないように
  使いものになんかなりゃしないけど
  全ての力の中で帰りたい ただそれだけ 

  想いだけが今を動かす
  セピアに帰らずシルエットにもなりえず
  今をただ越すためだと・・・

  古ぼけた翼がうねりだす
  瞳は凍り付いて動きやしない

  解放された瞬間
  ひとなぶりの風に煽られて

  今 遠く離れてしまっているけれど
  きっと逢えるんだよねって

  帰りたいただそれだけ

  叩き付けられた躰から
  雪に染まってゆく君への羽根に

  太陽より真っ赤だよ この想い・・・

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  • 非営利目的に限ります
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君への羽根に #1

閲覧数:54

投稿日:2009/06/16 21:27:17

文字数:882文字

カテゴリ:歌詞

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