舞い散る前に 燃え尽きてしまった
みんな 早く 咲けとしか言わない
小さい私 いつか消えるのかな
それは 酷く 寂しいものだ

与えられ 生きることこそ
私の人生なんだ 今は

こんな奇怪な世界では
明日がふと壊れてしまう
そんな私の心音(こころね)は
夏の夜に飛んでは散った


大人になった なりたくはなかった
みんな 早く なれとしか言わない
小さい私 いつか戻るのかな
そんな ことを 考えている

働いて 疲れて帰る
私の人生なんだ 今の

こんな黒い世界では
今日がすぐに終わってしまう
そんな私の戯言(たわごと)は
海の黒に泳いで消えた

こんな終わる世界では
今がすぐに壊れてしまう
それが私の生き方だ
それが君の選んだ道だ

こんな奇怪な世界では
大人はみな戻れはしない
こんな私の人生は
弱く強い私の物だ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

金魚花火(仮題)

子供の時に囚われ、早く大人になれと急かされていた人の 美しく強い心を書きました。
囚われ、操られる金魚の内には花火の美しく強い心がある的な感じです。

閲覧数:173

投稿日:2022/09/11 18:02:19

文字数:362文字

カテゴリ:歌詞

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