羊が1匹 羊が2匹
ここは虚ろの麓 
目覚めを指折り数えるワンダーランド

羊が3匹 
大きなワタアメが ざわめいた ほらまばたいた
実は怯えた綿毛が 一、十、百、千…
落ちては潰れて「真っ赤っかなリンゴ」が1、2、3

流れぬナミダは いつものことさ
夢から覚めぬは誰のせい?
なのに今日も昨日も数えて欲しそうに
羊が1、2、3
つぶらな瞳がカンに触るのさ
どこか不自然さ

眠りの中で 時はまどろみ
さまようアンダーランド
目覚めの儀式さ 
羊、ほれ、いなくなれ 
数えよう

バーラーミュー 枯れ木に集わせて 百、千、万… 
バーラーミュー かすかな寝息よ 風へと変われ
飛んでゆけ 綿毛の様 うつろいの見果たす果てへ
怯え舞うを 瞼の裏で笑うのさ ワッハッハッ
ズンタッタ 撃ち落とせ 奇麗な花火になれ 
百、千、万… 逃れ虚ろ隠す雲になれ

一、十、百、千、万、億、兆、京…
澄ましたナミダが世界を沈めて甘い海となった
長い甘い眠り誘う航海 
大地が乾いて万、億、兆、京…
羊が生えてきた

夢から覚めぬは誰のせい?
この身の不幸のコトワリ忘れ
迷うがいつしか私の全て
虚ろの邪悪な羊追い

眠りの底で更に眠ればアンダー×ワンダーランド
目覚めの儀式さ1、2、3
ほれ、いなくなれ 

悲しいことは虚ろの羊が
眠り数え運んでくれるってさ
キミは語りかけてくれた
導かれ喜び数えたの 夢を数えた
やがて 一、十、百、千、万、億、兆、京…
多分、時が腫らした瞼裏で
孤独わすれ夢の虜になった
一、十、百、千、万、億、兆、京…
虚ろの羊が澄ました瞳で
流れぬ頬の河を渡った

悲しみ虚ろに迷わせてワンダーランド
甘い雨だ急げ大きなアンブレラ
ズンタッタ 回転木馬 
流れる'クルミ割り'
迷い子と羊の奇怪なワルツさ1、2、3
飽きた

バーラーミュー 枯れ木に集わせて 百、千、万… 
バーラーミュー かすかな寝息よ 風へと変われ
飛んでゆけ 綿毛の様 うつろいの見果たす果てへ
怯え舞うを 瞼の裏で笑うのさ ワッハッハッ

ズンタッタ 撃ち落せ 奇麗な黒雪降れ 
百、千、万…  逃れ虚ろ隠す雲になれ
ズンタタタ 悪魔も目を伏せる目覚めの儀式
空を覆う黒い羊 どしゃぶりさ ズンタタタッ

雲が分かれ 雷に打たれた
目覚めに想う苦い雨の味

虚ろの羊よ さようなら
ここは目覚めの麓 
キミと喜び数えるのワンダーランド

夢から覚めれば
キミはほら大きくなって
もういない もういない
時が孤独を呼ぶのさアンダーランド 
願い叶わぬは
この世のコトワリなのさ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

虚ろの羊とアンダー×ワンダーランド

☆作詞・作曲:赤青/ミラァ

閲覧数:649

投稿日:2012/11/04 05:17:59

文字数:1,084文字

カテゴリ:歌詞

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