"最後まで君を好きでいられて良かった"
なんて星に　口ずさんで

君を待ってる
場所があるはず
夢を叶えて
どこか遠い街で

震える唇
電源が落ちた
途切れるコール音
引き止めたい訳じゃない

世界の終わりが
今訪れるとしたら
全部ほっぽって
側(そば)にいてって　言えるのにな

Like a Fire Worker
今を忘れないように
唸(うな)り上げて
一尺五寸玉(いっしゃくごすんだま)
"最初から君を好きにならなきゃ良かった"
なんて嘘は　分かって　た

変わってく景色
内緒の涙
暑いだけの季節とは違ってた

見送りは出来ずに
“ガンバレ”と残す
君の導火線
消えてしまわぬように

宇宙の始まりが
あの口付けだとしたら
夏空は
君が描く夢のキャンパス

Like a Fire　Flower
君が見えなくなっても
あたしはここで　夢打ち上げる
"最初から君を好きにならなきゃ良かった"
なんて空に　投げちゃう　あぁ

癖も　好みも
ばらばらな君と

夢も　希望も
それぞれなわたし

男も女も
ちぐはぐな僕ら

それでも想いを
ひとつに出来たなら

君の夢が
打上げ花火だとしたら
お別れでも
君を咲かす起爆剤の様に

I love Fire Worker
大輪の　花火が咲いたら
胸に轟く　音を頼りに
"最初からずっと好きでいられてよかった"
（"最初からずっと　変わらないまま大好きだよ"）
君に　伝えに行くよ
（って君に　告げるんだ）


Fire Worker　：　『花火を打ち上げる人』の意味を籠めて『Fireworks（花火）』をもじった造語。
一尺五寸玉　：　花火の種類で大きいもの。
※最後の"最初からずっと～"の部分は、迷ったので（)で両方書いてみました。
　各行それぞれどちらを採用しても混ぜてもＯＫです。
※あたし・わたしが混合なのは仕様ですが、好きに変えて貰って構いません。