煙草を吹かす四畳半
たばこの煙が苦手な
お前を気にして手を止めた
だが、そこにお前はいない
待っている ずっと ずっと
お前の帰りを待っている
待っている ずっと ずっと
お前の声だけが聴きたい
何故だろうか
いつもの煙草もうまくない
夜酒を煽る二時半
ひとつのグラスは鳴り出す
お前の隣で呑み交わしたい
だが、そこにお前はいない
追っている ふと ふと
お前の姿を追っている
追っている ふと ふと
お前の好みを聴きたい
何故だろうか
いつもの夜酒も味気ない
独りは慣れているはずだ
なんてことはない なんてことはない
去れども夜は長く続き
こんなにも こんなにも
誰かを待ち望むとは
ああ、きっと是が恋と言うのだろう
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