「第1回目の今日はdryとdullの共通点について勉強したいと思います」
ミク先生がスマイル的な笑顔で言った。
「・・・え、dryって乾いたとか感想したとかそういう意味でしょ?それにdullだって鈍いとか鈍感っていう意味だし・・・。この2つに共通点なんてあるんですか?」
「まだまだですね、リンちゃん。dryとdullにはもう1つ、ちゃんと共通した意味があるんですよ」
ミク先生は優しく言う。
「・・・なんですか、ミク先生」
少したどたどしく敬語を使うリン。
「それは・・・」
と、ミク先生はどこからともなく1冊の本を取り出してリンに渡した。
「え、なんですか、これ」
リンはきょとんとする。
「読んでみて」
ミク先生に言われるままリンは本を開いた。
「・・・うわあ、文字が小さい!」
ページには文字がとのかく小さく、おまけに書かれている内容も難しかった。
「どう思いますか?」
「こんな本、読んだっておもしろくもなんともないですよ」
「それです!!」
「・・・え?」
「おもしろくない、つまり、たいくつなという意味がdryとdullをつなぐ共通点ですっ!」
「そうなんですね・・・なんとなく分かったような気がします!」
「それじゃあ例題。えーと、a dry bookとa dull book という2つの英文の意味は何でしょう?」
「たいくつな本・・・ですか?」
「そうですね、あとおもしろくない本という意味もありますが一般的にはたいくつな本という意味であっています。それではまた次回、あればお会いしましょう!」
「さようなら!」


              END

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ミクとリンの英単語がだいたい・・・分かる教室

こんばんわ、もごもご犬です♪
これは、英和辞典を眺めていてふと思いついた話です。
お暇なときにどうぞ♪♪

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投稿日:2009/08/18 19:34:12

文字数:688文字

カテゴリ:小説

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