「どうしてキョドっているの?」 君が言う
それが分かるくらいなら始めからキョドったりしないさ
挙動が不審で 不審な挙動で
今日もどこかで誰かがキョドっている
キョドって キョドって キョドって キョドって
キョドって キョドって キョドり疲れて
もうキョドりたくはないと呟いてた
ぼくのその声は キョドっていた
いつだってぼくはね キョドっているんだよ
コンビニエンスでお釣りをもらうときだって
キョドって キョドって キョドって キョドって
キョドって キョドって 空回って
キョドって 終わって 籠って 戸惑って
それでもこの足は 前だけを向いていたんだよ
キョドり続ければ いつかはキョドり慣れるだろう
もしもキョドっている君を見つけたとき
ぼくの両の手が空いていたら
そっと差し出すだろうこの手を
キョドりながら
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