一羽兎は月明かりの下で
孤独な歌を夜へ流した
誰も知らない 儚き日の夢に
理想を愛を今に繋げる
髪に飾るは希望

跳ねた跳ねた 笑った泣いた
遠くの兎にも伝えていった
ここにいることを
跳ねた跳ねた 話した知った
近くの兎にも語っていった
ここで咲くことを

今宵この満月の下で花も夢も散らさずに
ただこの身を咲かせて歌い踊り
いつまでも夜に輝いた

一羽兎は月明かりの下で
孤独な歌を夜へ流した
誰も知らない 儚き日の夢に
理想を愛を今に繋げる
髪に飾るは希望

跳ねた跳ねた跳ねた
跳ねた跳ねた跳ねた
辛さも痛みも忘れるほどに
兎は波を走って
寒の兎か白鷺か 夜を埋めてゆく

一羽兎は月明かりの下で
記憶を紡ぐ歌を歌った
誰も知らない あの日に見た夢を
叶えてゆくと夜へ叫んで
胸に抱くは真白(ましろ)
いつまでも輝いて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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一羽兎

たった一羽の兎は月を背に夜へ歌う。きっといつか白銀の揺れる景色を憧れに。

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投稿日:2020/01/27 06:27:57

文字数:363文字

カテゴリ:歌詞

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