A
置き去りみたいな季節の終わりに
止まった時計がこっち見てる
奥底隠したゴミ箱の中に
親より見てきた影が笑う

B
生存の口実を探していた
そんな時空から降り注いだ

S
足りてない許せない
くだらないこんな命を
揺るがない砕けない
途絶えないヒカリは何だ？

愛せない終わりたい
終われない日々のループを
狂わない凍えない
なり得ない「何か」を追って

A
断罪みたいな思考の行き先
詰まった「？（はてな）」がこっち見てる
耳鳴りみたいな憂鬱の雨に
幽閉していた種がうたう

B
ただそこに在るだけの淡い音が
傷口にこぼれたその一筋

S
意味がない価値もない
笑えない澱む視界を
届かない汚せない
閉ざさないヒカリが降りて

救えない何もない
明日（あす）がない重いこの目を
避けれない捉えたい
濁らない形を縫って

C
嫌い嫌い袈裟まで憎いな
痛い痛い瘡蓋剥がれた
未来未来見たくなどないが
期待期待してるのは何故だ？

S
足りてない許せない
くだらないこんな命を
揺るがない砕けない
途絶えないヒカリは何だ？

意味がない価値もない
笑えない澱む視界を
澄ませたい洗いたい
あの日見たヒカリみたいに

生きてたい謳いたい
くだらないこんな命を
揺るがない迷わない
なり得ないヒカリのせいだ

紡ぎたい続けたい
意味のない命だとして
途絶えない凍えない
ただそこにヒカリがあると