堆く積んだ日を左手(ゆんで)で彫りつけては
のうのうと今日もこの星を愛している
明けさに口づけを、覚えてる幸福を
縫い合わせてごまかす決まり
誰かがくれた声で道化て話しかける
「やあやあ、お水は如何かな」 なんてさ
極彩色に塗ったまだ見ぬ未来を思い
目を閉じる時ひびくサイレン

あー
かくも可笑しなその服も
違う星の言葉など知らないし
狂った異人が武器を持って手を伸ばした

廻ってるギャラクシー 甘い微睡み
幸福を噛みしめて、言葉に吐き出した
持て余す秒針を遊び回して
踊り疲れて笑った

きっと忘れるし、覚えていたいが
今はひたすら廻らせて

蟠る疑心など書架に仕舞い込んでは
繙き(ひもとき)読み解くことを忘れて
ひた集めた言葉も終ぞ使うことなく
貼り合わせてごまかす決まり
あなたの幸福論は私の常識じゃない
押し拉いだ(ひしいだ)感情の紙片を
全てゴミ箱に入れ星と目を閉じる時
サイレンと共に悪魔がささやいたんだ

廻ってるギャラクシー 仰いだ逆理
幸福を噛み締めて、言葉に吐き出した
持て余す秒針を遊び回したなら
この星からこの身を投げてみたいのさ

形而上ギャラクシーだなんて言わないで
もうちょっと、もうちょっと信じていたいだけ
壊された秒針は逆さに廻り
泡になって消えていく

最後のお別れ さみしくなるけど
せめて笑ってた方がいいね
きっと忘れるし、覚えていたいが
ずっとここに居たかったよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

形而上ギャラクシー

形而上ギャラクシーの歌詞

閲覧数:133

投稿日:2021/01/24 19:41:12

文字数:605文字

カテゴリ:歌詞

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