(A1)
その森を千切ったのは 地割れでも山火事でもなくて
人々の諍いと 諦めそのものだったんだ
荒廃のなか立ちすくみ 僕は 自分の唾液の酸っぱさと
不可逆の匂いというものを 突きつけられるんだ

(B1)
消せない罪のなかで僕たちは ポテチや信号に囲まれて
今日もあまりにささやかな 日常を紡いでいく
穏やかでいたいだけと 力なく笑うのは
もう荒廃と地続き

(サビ)
ああ 追い詰めて 追い詰めて 本当の僕たちの姿
ああ 暴いて いっそ暴いて 腐り果てていく前に

(A2)
評判のいい両親に いいように食い荒らされてた彼女
ずっと沈黙を 貫いたままでいるんだよ

(B2)
かりそめの安全のなか僕たちは 何も出来ないと言い訳して
今日もあまりにささやかな 日常を紡いでいく
不運な奴は必ず 理由があると言い捨てるのは
ただの自分の不安

(サビ)
ああ 消してくれ 消してくれ もう耐えられないんだよ
見えないふりじゃなくて 消してしまってくれ

(C)
こんなにも残酷な 罪のなかで 僕たちは
自分だけに都合のいい 音楽を探している
日常とは 幸せへの ささやかな祈りと呟いて
確かに そう 僕たちは 怯えて いる 怯えて いる

(サビ)
ああ未来 未来 来てしまう 赤裸々に あけすけに 無遠慮に
僕たちは 迎え撃てるの? ねえ 迎え撃てるの?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

僕たちのポルノグラフティ(応募用)

ろっくびと様のロック魂に感化されて応募用の歌詞を書かせていただきました。
https://piapro.jp/t/RN63

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投稿日:2024/08/30 23:12:38

文字数:578文字

カテゴリ:歌詞

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