俺が泣きやんだ後もルカさんはとても優しくしてくれた
ずっと走りっぱなしで疲れていた俺に「お腹が空いたでしょう?何か作ってあげるわ」と言って美味しいマグロ料理を出してくれたり、財布を忘れてお金がないのを伝えても「気にしないで♪たこルカが言ったでしょう?暇だって。レン君が来てくれたおかげで退屈にならずに済んだからお代は要らないわ」と言ってくれた
たこルカさんも「良かったら服も乾かしてあげようか?」とずぶ濡れになった服を乾かして丁寧にアイロン掛けまでしてくれた
つい数時間前まで雨に討たれながら走り回ってたのに…これは夢なんじゃないかと疑ってしまう
それくらい幸せな時間を過ごした
しかし、すっかり体も暖まってお腹も一杯になったら段々眠くなってきてしまった
お店に置いてある時計に目をやると針は3時を指していた
「あれ?もうこんな時間なんだ…」
いつもならとっくに寝ている時間だ
使った食器を片付けていたルカさんとたこルカさんはどうやら俺がウトウトしているのに気付いたらしい
「大丈夫よ、朝になったら起こしてあげるわ。ゆっくりお休みなさい」
「お休みなさーい♪」
その言葉に釣られて段々瞼が落ちてくる
意識が飛びそうになったとき
「あっ、そうそう…忘れてたわ」
ルカさんは思い出したように俺の顔に近づき耳元でこう囁いた
「ちゃんとお姉さんと仲直りするのよ?」
…え?!
待って!!どうしてその事を?!
答えを聞くことも出来ず、俺はそのまま深い眠りに落ちてしまった…
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曲名「振り返らないわ」
作詞 熊丸貴人
1.戻らないわ 帰らないわ
歩いてきた道 振り返らないわ
たったこれっぽっちの 小さなことは
忘れなさいと 言われるのよ
消極的な 出来心は
誰からも 気付かれない
もうさんざんよ 無意味なことは
かまいはしない 捨ててしまっても...振り返らないわ
cl17
ミ「ふわぁぁ(あくび)。グミちゃ〜ん、おはよぉ……。あれ?グミちゃん?おーいグミちゃん?どこ行ったん……ん?置き手紙?と家の鍵?」
ミクちゃんへ
用事があるから先にミクちゃんの家に行ってます。朝ごはんもこっちで用意してるから、起きたらこっちにきてね。
GUMIより
ミ「用事?ってなんだろ。起こしてく...記憶の歌姫のページ(16歳×16th当日)
漆黒の王子
ハローディストピア
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BPM=200→152→200
作詞作編曲:まふまふ
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ぱっぱらぱーで唱えましょう どんな願いも叶えましょう
よい子はきっと皆勤賞 冤罪人の解体ショー
雲外蒼天ユート...ハローディストピア
まふまふ
針の触れそうなステンレスベイビー
強靱な囚人による散々な検閲を経て
世界は可愛いドクロマークに満たされる
笑っているのは終わるから?始まるから?
人情に問われる刃傷の時計塔からは
頭のおかしなリズム刻んで止め処なく
秒針が短針を殴ってるグルグルの包帯
飾っているのは逃げるから?挑んでるから?
心地よ...すとらっか
ろろあ製菓堂
誰かを祝うそんな気になれず
でもそれじゃダメだと自分に言い聞かせる
寒いだけなら この季節はきっと好きじゃない
「好きな人の手を繋げるから好きなんだ」
如何してあの時言ったのか分かってなかったけど
「「クリスマスだから」って? 分かってない! 君となら毎日がそうだろ」
そんな少女漫画のような妄想も...PEARL
Messenger-メッセンジャー-
あの人が言うには
『彼はもう外に出てたから許した』けど
私は「隠されたままでいいよね」って
余計許されなくなって
「手札を払うのに使いました」
私のカードは彼と重ねられて
山札に捨てられる
あの人と目が合わないうちに
このままじゃ
私の言葉が彼のことだって...カードゲーム
mikAijiyoshidayo
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