降り落ちる砂雪(さゆき)は 足早な夜の知らせ
寒空 重く背にしづる
吹き付ける空風(からかぜ) 前を見る覚悟もなく
怯えるばかりの恋でした
俯き加減に暗がりを歩く 伸びた影の黒さを誤魔化すため
前髪の分厚さは 人を拒む 心に築いた壁の厚さ
こびり付き動かない足 もういいやと諦めてた
軽く乗り越え 絡む指と指
移る体温 幸(ゆき)の温度
舞い落ちる風花(かざはな) 陽が射せば不安になる
幸せ 脆く融けそうで
吹き荒(すさ)ぶ心を 作り笑顔で繕(つくろ)う
悲しいばかりの恋でした
移ろう時間に暗雲(くらくも)は速く 軒下へ逃げるのも間に合わずに
完璧な笑顔より 偽れない 泣き顔が好きと 眉を下げた
そんな人 あたたかい人 針となって胸突き刺す
素直になれず 持て余す気持ち
乱反射して 擦れ違った
降り積もる砂雪を 積み上げた嘘に例え
気付けば 溺れかけていた
噴き出した心を 朝焼けた霜に翳(かざ)す
終わりは せめて真っ直ぐに
降り止まぬ砂雪は 朽ち果てた心に住む
最後の あなたの面影
吹き荒ぶ吹雪に 視界は歪(いびつ)に歪む
空知らぬ雨が また落ちた
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