ラストワン



だれかが捨てた 紙屑を
当然のように拾い上げて
シワを伸ばした 紙屑に
なにか呟いて 書き込んだ

だれもがゴミと 決めつけて
笑い飛ばして 捨てたもの
名前も知らない だれかさんの
探してた答えに なるのかも

なくした後に 気づいたこと
なくした後じゃ もう遅いこと
黙ったままで 立ち尽くす
悪くはない自分を責める

なくした後に 気づいたこと
なくさないと 気づけないこと
黙ったままで 目を閉じる
声を聞いて僕は 君を知る

だれもが歩んだ この道を
外れようと決めた その日から
沈みかけそうな方舟で
いつかの答えを 探している

だれもが 鼻で笑ったけど
無理だと バカにされたけど
恥ずかしくはないと 強がったよ
そうできる人が 僕は好きだよ

届けたくて 叫んだけど
不安が増していくばかり
頭の中で 繰り返す
好きなことも 忘れていく

なくしたことを 無くしたこと
そのことにさえも 気づけないこと
忘れたままで 君と出会う
声を聞いて 君は僕を知る

なくしてしまった あのときの
忘れてしまった あのときの
創りかけのまま 壊したもの
どれも無駄なんかじゃないこと

なくした後に 気づいたこと
なくした後じゃ もう遅いこと
震える足で 支えている
強くないけど 生きている

なくした後に気づいたこと
なくさないと気づけないでしょ
黙ったままで目を閉じる
声を聞いて僕は僕を

なくした後に 出会ったこと
なくした後で 良かったこと
黙ったままで 抱きしめる
音を 聴いてほしいと願う

なくした後に 気づいたこと
無くしたくはない どんなことも
僕の答えを 探しだす
声を聞いて 僕は僕を知る

君は君を知る


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【 aosg 】

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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ラストワン 歌詞

ラストワンの歌詞です。

閲覧数:33

投稿日:2024/10/01 21:59:49

文字数:755文字

カテゴリ:歌詞

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