Crossing... feat. Hatsune Miku

流れ星が降る夜にふと空想を描いた
星屑になりあの青藍を駆けて逝きたいと
寒気がして腕を抱いたらふと見てしまった
満天の星空にひびが入るのを

崩れ始めた世界を救う術も知らない弱い僕は
何も出来ぬままに呆然と眺めているしかなかった

会いたかったのだ
僕はずっと君にただ君だけに
会いたかったのだ
実体のない世界でも心を繋いでくれる君に
…手を伸ばした

土砂降りのやまぬ夜にふと妄想を抱いた
最期の夜にあの歌声を独り占めしたいと
夢見心地息を呑んだらふと見てしまった
一面の黒雲がひび割れてくのを

存在意義の無いままに壊れる世界に埋もれて僕は
何も出来ぬままにタスケテと叫ぶしかなかったんだ 

認めてほしいの
僕は君に僕の虚しい世界を
認めてほしいの
冷えていく心を温めてくれる場所をただ探して
…走り出した

温もりが欲しかった
僕だけの声が欲しかった
崩れ始めた世界で僕はただそれだけに縋った
愚かな僕だみじめな僕だ大人になるのを怖がって
それでも君は僕を救ってくれますか

突っ伏した先の
君の胸はなぜか温かかくて
逢いたかったんだ
君は確かに此処に居た
再構築された僕と君だけの小宇宙で君は
笑っていた

崩れかけていた世界(僕)を救ってくれた君の誕生日に
僕に出来ることはただひとつ「ありがとう」を言うことだけだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Crossing... feat. Hatsune Miku

閲覧数:2,063

投稿日:2020/09/25 17:23:09

文字数:596文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました