遠い遠い空の果て
君はいったい何を思う
空の向こうに広がる
未知なる世界

気が付くと真っ白な部屋
何もない空間に一人
ただ立ちすくむ
私は何者なのか
少しも知らない箱入り娘

外の世界へ連れて行ってよ
そう窓の向こうにささやくよ
誰も聞いてはくれないけど
しゃべらずにはいられないんだ

気が付くともう数年の時
まだ空間には少女が一人
泣き叫ぶ
ここから出してよ
外の世界へ出かけたい

君は外の世界を知っている?
そう誰もいないのにささやくよ
返事なんかかえってくるはずがないのに
そうすることしかできないんだ

「外の世界はどんなのなの?」
私はずっとそう考えた。
生まれたばかりの私を
真っ白な人がこの空間に連れて行く

そのまま物音とともに、部屋にただひとり
夜になると薄暗くて
心細くてまた泣き叫ぶ
誰か連れ出してよ

籠の中の鳥のままでいたくないんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

籠の中の鳥

生まれてすぐに不思議な人に真っ白な空間につれてこられた少女。
ずっと外の世界を知りたくて、でも誰も気づいてくれない。
そんな雰囲気を出したくて書きました。

僕的に最後の「籠の中の鳥のままでいたくないんだ」の後に手を出しだしてくれる人が現れたらいいなーっと想像。

閲覧数:122

投稿日:2013/04/05 16:28:07

文字数:382文字

カテゴリ:歌詞

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