真っ赤な花びら敷き詰めて
人形燃やせば火の粉の香り

烈火の炎に包まれ
雪の如くに舞い散るは
塵と化する君

飛ぶ 跳ぶ 飛ぶ
赤い花びら

飛ぶ 跳ぶ 飛ぶ
赤い人形

飛ぶ 跳ぶ 飛ぶ
真っ赤な亡霊が

嗚呼、
悲しき哀しき散り際
愛しき君は赤く紅く

嗚呼、
急がないと遅れてしまう
君の最期に



真っ赤な花びら敷き詰めて
残った人形と錆び付いた形見

紅蓮の炎に包まれ
雪の如くに舞い散るは
真っ赤な君

飛ぶ 跳ぶ 飛ぶ
全速力で

飛ぶ 跳ぶ 飛ぶ
一陣の風

飛ぶ 跳ぶ 飛ぶ
飛沫が舞い落ちる

嗚呼、
悲しき哀しき散り際
愛しき君は赤く紅く

嗚呼、
急がないと遅れてしまう
君の最期に



君は簡単だと言った

「真っ赤な花びら敷き詰めて
 己が盾に散ればいいと」

そんな愛しき君は・・・



嗚呼、
悲しき哀しき散り際
愛しき君は赤く紅く

嗚呼、
急がないと遅れてしまう
君の――


嗚呼、
愛しき愛しき人よ(一夜)
冷たい君は黒く、白く

嗚呼、
急がないと遅れてしまう
君の最期に


――振り向かないで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

真っ赤な花びら

ミリタリーなイメージ / セット(赤、白、黒、三色、狂言、ミリタリズム)

閲覧数:40

投稿日:2009/08/22 15:52:32

文字数:473文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました