sasagu　　月夜に飛び立つ鳥は　異国を知ってる
sasagu　　果てない氷の海も　凍てつく大地も

sasage　　北へと羽ばたく鳥よ　一途な翼よ
sasage　　命のきらめく日々は　儚く短い

sasagu　　風を読み　　風を聴き　　　風に乗り　　　高みへ　　　
sasage　　Ah~秘かに　Ah~たおやかに　AH~雲間を　AH~たゆたう

sasagu　　月は照る　星は降る　　音も無く　めぐる季節（とき）よ
sasage　　AH~水面に　Ah~光揺れ　AH~瞬く　AH~　季節（とき）よ


　二人　　　高く　低く　空に海に抱かれて
　二人　　　強く　深く　生きる掟信じて

　二人　　　月夜に飛び立つ鳥は　宿命（さだめ）を知ってる
　二人　　　翼も命も　いつか波間の藻屑と

　　　　　　　　♪～間奏

sasagu　　月夜に乗り出す舟は　夜空に見ている
sasagu　　希望とひとかけの夢　夜明けのきざしを

sasage　　自由な舟人たちの　自由な魂
sasage　　その血で編まれた地図に　未来を描こうと

sasagu　　海は父　　海は詩　　　海は愛　　　果てなく
sasage　　Ah~心に　Ah~限りなく　Ah~豊かに　Ah~広がる

sasagu　　波は寄せ　　潮は満ち　　風のなか　　白む空よ
sasage　　Ah~烈しく　Ah~逆巻いて　Ah~見渡す　Ah~空よ

　二人　　　遠く　近く　雲の行方たずねて
　二人　　　強く　固く　生きる力信じて

　二人　　　月夜に乗り出す舟は　明日への旅人
　二人　　　世界が歴史が　何時か潮路に消えても