ちりちりん
風鈴が鳴ってる 夏の夕暮れ
路地を駆ける子供たちの声
帰る家は何処?

夕日に喰われる前にとっととお帰りなさい

風鈴の音が止んでる
帰ってきたの それとも出て行ったの?
おかえり それともいってらっしゃい
貴方を見送るために今夜も細い火を灯そう

蛍が飛んでる川の側はいつでも涼しすぎて
汗ばんだ手を繋いで歩いたあの夜
貴方の手はずるり 離れたまま


からからん
下駄の音鳴ってる 夏の夕暮れ
擦れ違っていく彩り帯
隣る人は誰?

笛の音が終わる前にさっさとお行きなさい

下駄の音が聞こえてくる
帰ってきたの それとも出て行ったの?
おかえり それとも永久にさよなら
貴方を出迎えるため今夜も細い火を灯そう

花火が咲いてる空の上はいつでも遠すぎて
汗ばんだ手をいつまでも伸ばしてるこの夜
貴方の手はするり 遠のいたまま


私ごと連れて帰ってくれればいいのに
ちりちりん 鳴る風鈴は一度きり

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

迎えにきてよ

夏らしく。
もっと凝った歌詞を書いてみたい。

閲覧数:106

投稿日:2008/08/08 03:08:16

文字数:405文字

カテゴリ:歌詞

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