梅雨を堪え忍ぶ紫陽花
止まない雫が落ち着く

見上げた空に映える虹
道端に咲く野花でさえ

美しく冴え渡るだろう
そんな雨上がり


飛び跳ねる水溜まりで
濡れないように
小さな赤い傘差して


響き渡る雨音に
掻き消される囁き

どこかで置き忘れた
幻の一瞬の輝きも眩しい

君が描く放物線が
たとえ遠い未来に
繋がっていたとしても

僕らは重ね合う瞬き
見逃さない大事な宝物

この手が頬に溶けるくらいの
温もりを確かに感じたんだ

雨の未来にも
明日があるように願う

幸せそうな君も
水溜まりに反射してる

明日へ期待して
夢の行方を探す二人が
笑っていられるように

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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雨上がりの空色

閲覧数:186

投稿日:2019/06/15 19:11:05

文字数:287文字

カテゴリ:歌詞

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