絶望的喜劇論No.1827/GUMI
パズルのピースを並べた 完成まではもうあと少しだ
ベランダのそよ風に靡く髪の隙間に青いしわを連れた瞳を見せ
歌を今日も書いていた ピースが消えてしまわぬように
知り得る限りの喜劇を歌にして 疲れて眠るまで途切れぬように
重い重い罪を犯せば 辛い辛い罰が来るって
怖い怖い怖い怖いを繰り返すだけ
長い長い夜を超えても 痛い痛い朝の光に
灰に変えられてしまうの
絶望に満ちた明日を望むように 希望の光が射さないように
私は眠りにつく言い訳を探している
いつの日にかピースが全て集まって喜劇的な終わりを迎えるの
貴方が笑ってくれると良いけど
犬の糞を踏ん付けてた 臭いを指摘されて気が付いた
何もない道で転んだ 擦り傷が痛くて少し泣いた
仕事で毎度ミスをした 上司に引くほど怒られていた
貴方に気持ちを伝えた 貴方には届いていなかった
大切な人が死んだら一丁前に涙を流す癖に
道の蟻んこを踏み付けてどんくさい奴と嗤うんでしょう
絶望に満ちた今日が終わらぬように 希望に生まれ変わらないように
私は午前三時の針を眺めている
いつの日かのピースで笑う偶像も大袈裟な赤いバツで仕上げるの
可愛いおめかしで素敵でしょ
遊ぶ人よりも遊ばれる人に
騙す人よりも騙される人に
笑う人よりも笑われる人に
笑う人よりも笑われる人に
絶望に満ちた明日を望むよ 希望の光は射さないよ
どうか滑稽だと笑っておくれ
絶望に満ちた昨日を謳うように 希望は歌詞ではなくメロディーに
私は貴方のような人にはなれなかった
いつの日にも何度でも誰の為にもその生を歌っていた貴方が
貴方が笑ってくれると良いけど
酷い喜劇だと笑ってくれると良いけど
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