灰色のメガネレンズは　向こう側を映さない
誰しもそうだ　僕を置いてさようならするんだ
積み上げたものは呆気なく消え去るから
いつだって僕は　孤独を吐き出してる

一つ数えれば　五つ数えれば
誰しもが　指さしてさ
僕を嗤うよ　これじゃなにも見えない

こんな僕じゃ誰にも愛されないから
早く作り変えなきゃ　醜くて気持ち悪いから
誰でもいいよ　誰でもいいよ
なんだっていいんだ　もう誰も信用できない

水色に染まる世界は　お互いをわかってないから
誰しもそうだ　互いを傷つけあいながら
自尊心ばかり高く高く目指してるから
いつだって僕は　満たされぬまま吐いた

一つ数えれば　三つ数えれば
いなくなって　一人消えたよ
また消えたよ　これじゃ一人きりじゃないか

こんな僕だから誰も見てくれないから
早く作り変えなきゃ　汚れた薄汚い嘔吐を
片づけなくちゃ　痛いだけで
泣いていたって　ああ　しょうがないだろう？

こんなにも汚れてしまっているからだ
どうやったら落とせるんだか　わからないままずっと
笑えばいいの？　笑えばいいの？
嫌の一言さえ　誰にも届かないまま死んだ

こんな僕じゃ誰にも愛されないから
早く作り変えなきゃ　醜くて気持ち悪いから
誰でもいいよ　誰でもいいよ
なんだっていいんだ　投げ捨てたい自分を、拾ってよ