まーだだよ
もういいかい
まーだだよ
もういいかい
もうだめだ


僕は目を開けて辺りを見渡す。
誰もいない公園の中をさまよい歩く。
月明かりに照らされた小さい公園。
猫よけのカバーが掛けられた砂場。
若干傾いた古いすべり台。
4つの内1つが壊れているブランコ。
ジャングルジムはもう撤去されていた。

一周してまた同じ場所に戻ってくる。
寂しくなって僕は叫ぶ。
「僕をおいて行かないでよ」
また、叫ぶ。
「僕を見つけてよ」
叫びに声は入って無いのだけれど。
また一周したら叫んでみよう。


もういいかい
まーだだよ
もういいかい
まーだだよ
もういくよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

かくれん坊

もうむり

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閲覧数:83

投稿日:2010/01/19 18:04:21

文字数:279文字

カテゴリ:小説

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