１A
透き通る青空
反射させてるラムネの瓶　｜[びん]が一音扱いです
てのひらにひんやりそこで
光っている
１A”
こくりこくり
眠たげな日々を
ごくりごくりと
醒(さ)ます炭酸
１B
僕のこころ
渇(かわ)いて呼んでる
場所(ところ)
１S
「目覚めてよいま
受け取ってよ
弾(はじ)けるような
メッセージを」
ラムネのビー玉
きらめいて
カラリカラリ
２A
茜(あかね)色、夕空
すこしあたたか風が吹く
腰掛けたベンチが
僕には一番地　｜あえて「に…は」で句を跨いでいます
２A”　　　　　　(↑替えるかもしれません)
こくりこくり
眠たげな今日も
ごくりごくりと
傾(かたむ)けるよ
２B
僕のこころ
諦(あきら)めかけてる
ところ
２S
「目覚めてよいま
受け取ってよ
弾(はじ)けるような
メッセージを」
辛(から)めなその泡
誰の声？
のどに染みる
C
味わうことを
決(け)して忘れぬように　｜Cは別案も可能です
C”
飲んで弾けた
夢が弾けた
壁が砕けた
刹那(せつな)でも聴こえた
”がんばろう”
LS
「目覚めたよいま
受け取ったよ
弾(はじ)けるような
こころの声」
ラムネのビー玉
取り出して透き通った瓶(びん)を
奏(かな)でてる
ひゅるりひゅるりら　｜別案：ら→と
D
ラムネの瓶を
隣に置いて
また青をみる　｜もしくは「空」
あすを夢みる