そこらの娘（こ）と同じに
見ていたら間違い
火傷じゃ済まない

ぬるい顔をしながら
近づいてきても
相手にはならない

夜が来たら狼
みたいに吠え出したり
時間を飛び出したり
景色を追い越したり
生命（いのち）と対話したり
これがホントの私

ハンドルをギュと握りしめて
アクセルふかし闇へ飛び出せ

この世の決まりなんて
イカした　音を響かせ
掻き消してゆけ

ヘッドライト照らして
風とざわめきごと振り払い走れ

魂を燃やしたら鼓動を回してから
駆け抜けて行け

時に孤独感じて　涙不意に流れて
そんな時を激しく　時に不意に優しく
埋めてくれる存在　それも私の全て

蛇行した道まっすぐ見据え
振り落とされぬ様切り裂くよ

信頼と絆に見向きしない
世の中を引き裂いて駆けろ

時代生み出した歪みを縫い
新たな息吹吹き込み進め

声あげ高らかに叫ぶ様に
空を震わせ誓いを刻め

この魂込めた誓い秘め
未来へ向けて駆け抜けて行け

誰にも染められることのない
希望を澱む空気に晒して