例えば鳥は 体に雪を積もらせて
必死に冬を生き抜くだろう

例えば花は 体を土に埋まらせて
綺麗な色を付けてくだろう

では
私のこの肩の雪は何ですか

これは悲しみ
これは喜び
春になっても溶け消えない名残雪
これは哀しみ
これは歓び
いくら積み重なっても重くは無いが
鳥のように羽ばたくことはできない


例えば人は 体に鞭を打ちながら
必死に今を生き抜くだろう

なら君は、私は?


私のこの肩の雪は君ですか

これは人間
これは私の
どうしようもなく悲しい私のさが
今は待つだけ
今は、待つだけ
何者も拒まない己の柔軟さ
何物も拒めない己の愚かさ
今はそれだけしか認識できないから
鳥のように羽ばたくことができない のだろう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

名残雪

おとなしい兄さんな感じでww

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投稿日:2009/07/06 16:01:16

文字数:317文字

カテゴリ:歌詞

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