Aメロ
時間の情けで今を生き人通りの声にためいきをつきながら
見栄を張る自分をショーウインドー越しに見る
瞳の奥が憂うかたくなに拒むデジャヴ
Bメロ
記憶の甘味その瞬間だけ満たされてまた画面の誘惑に酔う
徐々に同じ空気に腐りながら生きている
サビ
飛べない嘘ででかけたまんま人は間違いを犯したときに
陥ったときに嫌にでも自分の感情の妄想に気づかされてしまう
そんな心が浸透していく暗号のような起伏を描く
Aメロ
電波に間に合わない言葉たちがおいてかれていく
廃墟に転がるブラウン管それが届ける先に見える
ものは何だろうとどうしても替われないもの
Bメロ
届かぬ声は雫と同じように垂れ下がっている
その温度はわからない喉に突き刺さるほど痛いのに
サビ
足りない光目の中の世界震えるだけ心濁さない
知らず知らずのうちにいき渡っていた真実と本当の境界線を
つけるぐらいなら自由の裏側ひっくり返して沈むように探す
決して離れない死ぬまで忘れない想い出みたいに
あなたのことつかんでいたいんだ
僕が今感じているこの風情を全て何かに表せたら
どんなに楽だろうか
そこに美しさを感じている人はとても器用でとても敵わない
けれど僕もいつか言葉につなげるから
「メッセンジャー」
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