すっかり浮かんだ光を突き立てる空は
きっぱり昼間の始まりを知らせました
名も知れぬような僻地に
ただのスタチュー ステイ中
昔話の半端な結末は
それはとっくの昔に聞き飽きてしまいました
掠れる声と涙に
ただのスタチュー 酩酊中なのさ

夜の静寂 蹴とばすような
溢るなにか ゆかしがりながら
海の広さに焦がれて
ただのスタチュー ステイ中

剥がれ落ちた
思い出のカケラ 拾い集めました
さあ鬼さん 手の鳴る方へ
模した形から 湧き出る肯定感
そんなプラセボ

すっかり沈んだ灯を跳ね返す空は
きっぱり昼間の終わりを匂わせました
繰り返しのような駆け引きに
ただのスタチュー ステイ

なだれ落ちた
思い出のカケラ 照らし合わせました
まだ鬼さん 目は瞑ろうぜ
模した形から 湧き出た肯定感
それはプラセボでした

ポケットのぬくもりは
何処かにさ 落としてきました
かじかんだ指先は
何処かでもう 見慣れたもので

姿見に映る虚勢に溢れた
哀れな紛い物これは誰ですか
神に愛された気分でもの言う
愚かなけずりカスこれのことですか
居るかもわからぬ誰かの救いを
ひたすら求めるこれって恋ですか
井の中の蛙大海に溺れて
夢見心地で息してちゃだめですか

剥がれ落ちた
思い出のカケラ 拾い集めました
さあ鬼さん 手の鳴る方へ
賭した証から 掻き出す高揚感
そんなプラセボもありか

思い出のカケラ 飾り付けました
さあみんな 手を叩こうぜ
模した形から 湧き出る肯定感
そんなプラセボ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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プラセボ_歌詞

プラセボの歌詞です

閲覧数:109

投稿日:2024/06/23 00:51:15

文字数:641文字

カテゴリ:歌詞

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