流れる色や匂いに 包まれた街の景色が
昨日とはもう別世界 音もなく通り過ぎていく
僕は置いてけぼりみたいだ

溢れた春のあとの空 卯の花雲が眠る頃
ぼかしのかかった季節の中で 心まで霞んでる

薫風が紡ぐ 懐かしさに溺れる
あの日に届きそうだった

悲しみも 喜びも どれだけ覚えていても
気付いたら忘れていく 息をするように消えていく
止まっているようだった僕だって 進んでいて
新しい大切と出会う度 大事なもの失くしてる

花明かり 夜が終われば 輝く光 緑射す
新世界の片隅の 青空に似た心模様

出来損ないのまま 今を繋いできた
繰り返している 誰にも知られないままで 

夕空に影送れば 一番星遠く光る
宝物はここにもある

毎日生まれ変わっても 僕は僕のまま
曖昧で溶けてしまいそうな 季節みたいだ

悲しみも 喜びも どれだけ覚えていても
気付いたら消えていく 息することも忘れてる
止まっているようだった あの日の少年だって
大切と出会いながら 気付かずに大事なもの失くしてる

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

未完成シンドローム

オリジナルソング「未完成シンドローム(feat. 初音ミク)」の歌詞です。

YouTube:https://youtu.be/QtP0FQjAbL8
ニコニコ:https://nico.ms/sm40352671

閲覧数:183

投稿日:2022/09/15 10:38:55

文字数:446文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました