モノクロ世界の私　全てが退屈に見え
「それでもいいかもね」なんて　諦めていた

そんな根暗に来た貴方　雲間から覗いた太陽
みたいな笑顔で笑って　虹を教えてくれた

こんな時間が続いたら　どれほどよかったことでしょう！

世界が速すぎて　みんな置き去りにして
僕も君も私も貴方もなくなる
「それでもいいさ」なんて　空元気を張る貴方を
抱きしめて　抱きしめて　離したくなんかない


色とりどりの花畑　貴方は頑張ったのに
世界は冷酷に残酷に　赤と黒に染まる

「ごめんもう無理みたいだ」　太陽から涙が落ちた

汽車に乗り込む貴方　みんな旗を振るけれど
貴方も私もこんなこと望んでない
「きっと帰るよ」なんて　肩を震わせる貴方を
抱きしめて　抱きしめて　離したくなんかない


世界は酔いから覚めて　色は帰ってきたけれど
いつまで経っても貴方が帰ってこないの
「ただいま帰ったよ」なんて　真夏の太陽の貴方を
抱きしめて　抱きしめて　抱きしめさせてよ…


〈ひらがな歌詞〉

ものくろせかいのわたし　すべてがたいくつにみえ
それでもいいかもねなんて　あきらめていた

そんなねくらにきたあなた　くもまからのぞいたたいよう
みたいなえがおでわらって　にじをおしえてくれた

こんなじかんがつづいたら　どれほどよかったことでしょう

せかいがはやすぎて　みんなおきざりにして
ぼくもきみもわたしもあなたもなくなる
それでもいいさなんて　からげんきをはるあなたを
だきしめて　だきしめて　はなしたくなんかない


いろとりどりのはなばたけ　あなたはがんばったのに
せかいはれいこくにざんこくに　あかとくろにそまる

ごめんもうむりみたいだ　たいようからなみだがおちた

きしゃにのりこむあなた　みんなはたをふるけど
あなたもわたしもこんなことのぞんでない
きっとかえるよなんて　かたをふるわせるあなたを
だきしめて　だきしめて　はなしたくなんかない

せかいはよいからさめて　いろはかえってきたけど
いつまでたってもあなたがかえってこないの
ただいまかえったよなんて　まなつのたいようのあなたを
だきしめて　だきしめて　だきしめさせてよ