ただ、友達で居よう、


――girl Friend

「ごめん。」

頭に響く君の言葉。私は堪えきれず、涙を数滴床に落とす。
テレビの音で遮りながら、ずっと―――。
私が何かしたのだろうか。君は微笑を浮かべるだけだった。

あんなに、あんなに愛し合っていたというのに―――

春も、夏も、秋も、冬も。
朝も、昼も、夜も。

―――そうか、好きだから、か。

その日、私は君に背を向けた。最初で最後の言葉。

「さよなら、愛した人」


――boy Friend

迷っていた、
君の笑顔を見失いたくなかった。
僕の一言で傷つけたくなかった。

けど、僕が言わないと。
僕が、別れを告げなきゃ――

思ったとうり、君は俯いた。頬を伝わる一筋の涙。
拭いたかった、近づいて、僕の手で。
でも、今君に触れれば何かが壊れていく様な気がして―。
少し不安げに「ごめん」と呟くと、自室へと向かった。

君は出て行った。ほっと安堵の溜息をつくと、ヘッドホンを取り出し、一つの方で聞いた。
もう一つのヘッドホンを見つめ、呟く。「そうか」――

君が居ないと、君じゃなきゃ、君以外じゃ、

「駄目なんだ」

あの頃に戻りたい。
君の面影を思い出しながら、一粒の涙を流した。



ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Just Be Friend

いや、馬路で途中から妄想ですんでwwww

センスないわ、僕(

閲覧数:149

投稿日:2012/04/06 12:30:32

文字数:532文字

カテゴリ:小説

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