ただ、友達で居よう、
――girl Friend
「ごめん。」
頭に響く君の言葉。私は堪えきれず、涙を数滴床に落とす。
テレビの音で遮りながら、ずっと―――。
私が何かしたのだろうか。君は微笑を浮かべるだけだった。
あんなに、あんなに愛し合っていたというのに―――
春も、夏も、秋も、冬も。
朝も、昼も、夜も。
―――そうか、好きだから、か。
その日、私は君に背を向けた。最初で最後の言葉。
「さよなら、愛した人」
――boy Friend
迷っていた、
君の笑顔を見失いたくなかった。
僕の一言で傷つけたくなかった。
けど、僕が言わないと。
僕が、別れを告げなきゃ――
思ったとうり、君は俯いた。頬を伝わる一筋の涙。
拭いたかった、近づいて、僕の手で。
でも、今君に触れれば何かが壊れていく様な気がして―。
少し不安げに「ごめん」と呟くと、自室へと向かった。
君は出て行った。ほっと安堵の溜息をつくと、ヘッドホンを取り出し、一つの方で聞いた。
もう一つのヘッドホンを見つめ、呟く。「そうか」――
君が居ないと、君じゃなきゃ、君以外じゃ、
「駄目なんだ」
あの頃に戻りたい。
君の面影を思い出しながら、一粒の涙を流した。
コメント0
関連動画0
オススメ作品
それは、月の綺麗な夜。
深い森の奥。
それは、暗闇に包まれている。
その森は、道が入り組んでいる。
道に迷いやすいのだ。
その森に入った者は、どういうことか帰ってくることはない。
その理由は、さだかではない。
その森の奥に、ある村の娘が迷い込んだ。
「どうすれば、いいんだろう」
その娘の手には、色あ...Bad ∞ End ∞ Night 1【自己解釈】
ゆるりー
いったいどうしたら、家に帰れるのかな…
時間は止まり、何度も同じ『夜』を繰り返してきた。
同じことを何回も繰り返した。
それこそ、気が狂いそうなほどに。
どうしたら、狂った『夜』が終わるのか。
私も、皆も考えた。
そして、この舞台を終わらせるために、沢山のことを試してみた。
だけど…必ず、時間が巻き...Twilight ∞ nighT【自己解釈】
ゆるりー
勘違いばかりしていたそんなのまぁなんでもいいや
今時の曲は好きじゃない今どきのことはわからない
若者ってひとくくりは好きじゃない
自分はみんなみたいにならないそんな意地だけ張って辿り着いた先は1人ただここにいた。
後ろにはなにもない。前ならえの先に
僕らなにができるんだい
教えてくれよ
誰も助けてく...境地
鈴宮ももこ
(Aメロ)
また今日も 気持ちウラハラ
帰りに 反省
その顔 前にしたなら
気持ちの逆 くちにしてる
なぜだろう? きみといるとね
素直に なれない
ホントは こんなんじゃない
ありのまんま 見せたいのに
(Bメロ)...「ありのまんまで恋したいッ」
裏方くろ子
A1
幼馴染みの彼女が最近綺麗になってきたから
恋してるのと聞いたら
恥ずかしそうに笑いながら
うんと答えた
その時
胸がズキンと痛んだ
心では聞きたくないと思いながらも
どんな人なのと聞いていた
その人は僕とは真反対のタイプだった...幼なじみ
けんはる
円尾坂の仕立屋
詞/曲 mothy
円尾坂の片隅にある 仕立屋の若き女主人
気立てのよさと確かな腕で 近所でも評判の娘
そんな彼女の悩みごとは 愛するあの人の浮気症
「私というものがありながら 家に帰ってきやしない」
だけど仕事は頑張らなきゃ 鋏を片手に一生懸命
母の形見の裁縫鋏 研げば研ぐほどよく...円尾坂の仕立屋
mothy_悪ノP
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想