消えかけた想い 今、思い出したから
私が望んだ理想の世界へと
周りからの期待に応えれば……なんて考えだけ
それだけあればきっと上手くいけると
信じ続けていた
決められた未来の道は一本だから
迷うことなんてないんだと
ずっと思っていたのだけれど
それは本当なの?
不安の渦に飲み込まれてく
私の心は何処に向かうの?
描かれてきた理想の通り
進むことが正しいと思っていた
分岐点に気付かなかっただけ?
そんなことない筈
きっと見て見ぬ振りをしてきただけだ
私は弱いから
前に進んだって後ろに戻ったって
どっちだっていい
今よりも良くなるか悪くなるかなんて
解らないんだから
心の中で「何処かおかしい……」
片隅でそっと気付いてたのに
描かれてきた理想はまるで
夢の中の物語のようだから
最適解なんてさ
導き出せられないから
私が決めなければ
それしかない
振り返った過去は私じゃないみたい
剥がれた記憶のカケラを拾い
描かれてきた理想はやっと
間違いだらけだと気付いたんだ
今更遅いのかもしれない
だけれど私は変わってみせる
描かれてきた理想は棄てて
私が望んだ理想の世界へと
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