宵を尋ねて砂の数 太虚が蒼を溢したら    
抱いたヨタカの羽は落ち 泣き声が朝を充たす 

暁求めて水母の月 仕舞いの幕も見えなくて
ヒバリのまなざし闇に溶け 音すら消える夜去らず

望むものはなに?
願った果てはどこ?
譲れずに大事にしてきたものを
きみは手放せる?

疾走はもう止められない
祈りはもう見当たらない
それでも駆ける意味があるのなら
光を潰せ 闇を灯せ
すれ違うその瞬間が来ても
気付かなくて良い



伸びた黒影に投じたら 逸らした深意を呑み下せ
仁の余映さえ掻き消して 追懐すら放り投げる

一閃の幻を掴み 誇り高き瞳は揺れる
踏み出すたびについてくる "跡"を捨てきれず また

選んだものは罪
切り捨てたのはきみ
真実を殺すほどの切望ならば
覚悟を見せて

鼓動はとうに費えてる
呼吸はすでに枯れている
それでも足搔く価値があるのなら
澱みを注げ 輝きを尽くせ
し済ますまたたきの間に
淘汰されても構わない


明日は要らない
証は捨てた
忘れたって良い
境界が交わるその瞬間に
星を燃やせるなら

抱えていくものは決めた
打ち砕くための戦いだ
進む足を失くしても
祈る手が踏みにじられても
それでも足搔く価値があるのなら
光を潰せ 闇を灯せ
し済ますまたたきの間に
淘汰されても構わない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

エンデザイア

全てを賭しても成し遂げたい二人の詩です

閲覧数:213

投稿日:2020/05/19 05:42:04

文字数:558文字

カテゴリ:歌詞

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