紅千花(くれないせんか)

舞い散る花弁 思いを馳せていた
突き刺す刃から 零れ落ちる赤
過去に囚われ 刹那の記憶へと
流るるひと欠片 罪と罰を

嗚呼燃ゆる火の粉 空を彩り散る
濁流呑まれ悪夢が幾重にも
儚く淡く澄んだ水面は遥か遠く遠く 霞み

無限に堕ちる夢と 刹那の刻に狂え
過ぎ去るは幻想に 掴めず朽ちた愛を
鼓動繋ぐ道導は 月明かりだけが知る優しい灯
憂う熱に浮かされ 絡む欲望の糸
繰り返す枷となり 証をこの手の中
永遠に枯れぬ花はいついつまでも咲き誇り続ける


虚ろう陽炎 揺れる泡沫へと
幼き子守唄 魂の祈りを
愛しさを背に 継ぐ意思彼方へと
巡り逢う永久願い裂いた

幽玄の残響 嘆きは黄昏に
紅染まる世界に溶けた枷
過ぎ去り綴る言の葉乗せて紡いで触れた果て求め

無限に朽ちる夢は 刹那の刻を想い
鮮やかに染まる道導 紅の華が舞う
口遊む唄を ひとつふたつ数えて眠りへ誘う
終わらせた夢の中 絡む絶望の未来
いつか繰り返す日に 孤独への別れ知る
永遠に枯れぬ意志を 心の奥底で燃やし続けて


嗚呼燃ゆる火の粉空を彩り舞う
彷徨う千の思い繋ぐ世界
儚く淡く澄んだ水面に進み雫流れ咲いた

無限に咲いた華を 紅色に染めた
約束を糧に生き 優しさ満ちた愛を
鼓動響く未来は 月明かりだけが知る愛しい灯
瞬く景色過ぎた 絡む欲望の糸
翳す手証掴み 真実は輪廻の果て
永遠に枯れぬ花はいついつまでも咲き誇り続ける

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

紅千花

閲覧数:144

投稿日:2021/10/04 21:48:22

文字数:614文字

カテゴリ:歌詞

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