S
交わした盃に浮かべた想いごと
飲み干してみせましょう 私は徒桜
A
十六夜の月灯(つきあかり) 春時雨
一人手遊(すさ)びに琴を爪弾(つまび)く
震える指で挿した簪(かんざし)は
はらりと解(ほど)けてことりと落ちた
B
結んだ糸の赤 薄紅(うすくれない)に映え
今宵も一段と嫋(たお)やかでありたい
S
交わした盃に落とした不安ごと
飲み干してみせましょう たとえ消えようとも
惣闇(つつやみ)の導(しるべ)と照らして送りゆく
儚くも散り急ぐ この身は徒桜
A
薄墨(うすずみ)の帳(とばり)には 華吹雪
一人苦々(くるくる)と笛を奏でる
震える指でさした紅(べに)の色
割れた鏡に映る雲行(ゆ)きよ
B
哀し別れが世の常というのなら
今宵も一段と密(ひそ)やかでありたい
S
交わした盃に溶かした心ごと
飲み干してみせましょう たとえ朽ちようとも
酒事(ささごと)の謡(うたい)と拍子木打ち鳴らし
せぐるしく散り急ぐ この身は徒桜
B
嗚呼一夜(ひとよ)の夢と刹那に冀(こいねが)い
今宵は一段と艶やかでありたい
S
交わした盃に浮かべた想いごと
飲み干してみせましょう 涙の珠(たま)数え
惣闇(つつやみ)の導(しるべ)と照らして送りゆく
儚くも散り急ぐ この身を切り裂いて
S
春宵一刻の値(あたい)は千金と
綴(つづ)られた言の葉の通りに舞いましょう
限りある命をここで散らすのなら
咲かせて魅せましょう
私は徒桜
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