ゆらゆらり波打ち
揺れる視界に映る
暗い部屋
空っぽの腕

君と見た
花火のあとの煙を
雨が降る空に
追いかけている

君が嫌いだった夜が
だんだん長くなっているね
冷えた雫
窓の外でポツリ落ちる

ああこのまま眠り
君のそばに行きたい
君の明るい声が
君の眩しい笑顔が

ふたりで過ごせた時間
とても短いけれど
まだ君のことを忘れられない

ふらふらり抜け出し
体濡らして
熱を奪われて
君とお揃い

苦しさに耐えても
痛みに耐えても
君はいないから
このままでいい

ぐらぐらり傾き
霞む世界と
少し早まった
永遠のお別れ

目を閉じて
呼吸を止めて
静かに祈る
君と僕また会えるよう

同じ空の下
また笑い合おう

【ひらがな歌詞】
ゆらゆらり なみうち
ゆれる しかいに うつる
くらい へや
からっぽの うで

きみと みた
はなびの あとの けむりを
あめが ふる そらに
おいかけている

きみが きらいだった よるが
だんだん ながく なっているね
ひえた しずく
まどの そとで ぽつり おちる

ああ このまま ねむり
きみの そばに いきたい
きみの あかるい こえが
きみの まぶしい えがおが

ふたりで すごせた じかん
とても みじかい けれど
まだ きみのことを わすれられない

ふらふらり ぬけだし
からだ ぬらして
ねつを うばわれて
きみと おそろい

くるしさに たえても
いたみに たえても
きみは いないから
このままでいい

ぐらぐらり かたむき
かすむ せかいと
すこし はやまった
とわの おわかれ

めを とじて
こきゅうを とめて
しずかに いのる
きみと ぼく また あえるよう

おなじ そらの もと
また わらいあおう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

僕と夏とお別れ

ただの ぼく様の作品https://piapro.jp/t/BC90への応募歌詞です
「夏」と「別れ」をテーマに作詞してみました

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投稿日:2024/09/30 20:47:11

文字数:740文字

カテゴリ:歌詞

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