雨に打たれて 凍える空の下
水に映った 僕はずぶ濡れ姿
闇雲にただ 瞳をつむって走り出す
「どうして人間に 生まれてきたの?」

息を切らして 弱い声で泣いて
いつまで心臓は 激しくこの胸叩くんだ?
立ち止まったら
平らな水面(みなも)に落ちるかな?
立ち止まれない 今の自分では

深く浅くも 水面(みなも)の真上を走るだけ
月は銀色 隙間から覗き込む
夢は見ないと 強がる心は子供だと
ブレた気持ちに 足元滑らせ倒れてく


仰向けになり 顔を腕で隠し
息を整え でも涙止まらない
体震える 暑くて寒くて苦しくて
荒い息だけ 強くなるばかり

起き上がれない 体も心も重たくて
雨が冷たい いつも降り続いてる
時に思うよ この空もそう悲しいのだと
水を掬いあげて 掲げても


遠く見据える 空に浮かんでる満月は
何処に浮いても 光を与えるだけ
風が吹いても 背中と足元を押すなら
「まだ帰れない」 強がる心が呟いた

深く浅くも 水面の真上に眠るだけ
起き上がったら 現実に戻される
もしもこの目で 遠くの未来が見えたなら
僕の世界は 音無く逆さに消えるだろう




ライセンス

  • 非営利目的に限ります

逆さまスパイラル

初替え歌投稿

影踏みエトランゼの替え歌
逆さまスパイラルです。


歌詞の内容

舞台は幻想(自分の世界)
現実逃避をし、自分の世界に閉じこもり強がり続けるという設定

曲名の意味は

"逆さま"と付けたのは自分の世界、すなわち裏側の世界という意味で"逆さま"に

スパイラルと後に付けたのは
現実逃避しながら強がるから螺旋の如くキリが無いという意味で


気に入って下さったら嬉しいです

閲覧数:72

投稿日:2011/07/29 02:21:50

文字数:490文字

カテゴリ:歌詞

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