なだらかに続く 下りの坂の向こうに
空と海の青の 境界線が見える

二両の電車は 今日も穏やかなスピードで
海沿いのレールを かわらずに走り続けてた

自転車で風を切って走る
錆びたギアは 鼓動より速いビートを刻み続けてる

未完成でも飛び込んで 向こう見ずで進んで
息継ぎも忘れるくらいに 夢中になって

汗ばんだ背中の 張り付いたシャツを
通り抜けていった 光る海風

可能性って言葉を授けられた
ぼくらの未来を描くキャンバスに どんな線を引いていこうか

ペダルを踏み込むほど 回る車輪のように
ぼくらの住む世界は シンプルじゃないけど

駆け出して、つまずいて、
探して、迷って…
すべてが 思い通りには いかないよ

"それでも!"っていう気持ちで 明日だってトライするから
見えた 次のスタートライン

視界は澄み渡って 駆け抜けて
いつか 流した涙も報われるように

未完成でも飛び込んで 向こう見ずで進んで行くんだ
続く日々が 輝くように

少しずつ でも 確かに近づいてく
空と海が重なる場所へ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

海が見える街 (歌詞)

1stアルバム『Pop Life』より、海が見える街の歌詞です。

閲覧数:34

投稿日:2021/11/17 23:16:45

文字数:456文字

カテゴリ:歌詞

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