――最近、よく物忘れをする。











例えば、



先週会った人の顔が思い出せなかったり。


頼まれていたことが複数あると、その中のいくつかを忘れてしまってたり。




周りの人は大体が、疲れてるんだよとか、誰だって忘れることはあるさというけれど・・・・・・。


だけれど私には、それが、何か不吉なもののような気がしてならないんだ。


















 ある日の朝、通学途中にて。






「・・・・・・あれ?」



私は方が軽いことに気付く。

よく見たら、肩にかけていた副カバンが無い。



サアッと血の気が引いた。なんてことをしてしまったんだ。

何処に・・・・・・何処に忘れてきてしまったんだろう。




今日も、忘れてしまった。

またやってしまった。




これで、今月3回目。





何処に忘れたんだろう・・・・・・。
家?行きしのバスの中?コンビニのトイレ?信号待ちをしてた自転車置き場?



この頃、本当におかしい。


私は不安でたまらなかった。




 自分は体のどこかが悪いんじゃなかろうか――





そう思ってしまうばかりだった。









「あれぇ?君、どして副カバン肩にかけとらんのん?」



「えっ、」と声が詰まりながら声のするほうを向く。同じ学校の制服の、男子生徒だった。





「えと、その、・・・・・・・どこかに、忘れてきちゃったみたい」


「ふぅん。ま、ミクやったらしゃあないわなぁ。だって君、ドジっ子なんやろ?」



ぴしっ、と指を指される。聞き覚えのある関西弁。同じ学年の、同じ委員会の・・・・・・。










・・・・・・そこまでしか、思い出せない。

彼は、たびたび校内ですれ違うし、私と同じ委員会だ。それに、同じ学年で、隣のクラスの・・・・・・




















・・・・・・・アナタダレ?








おかしい、おかしい・・・・・・。


私の、何かがおかしい・・・・・・。



思い出せなくなる・・・・・・。






先週の休みは、何処で過ごしていたっけ?


三日前の、私が見たテレビ番組は?


昨日、家に帰って何をしたっけ?






   ・・・・・・あれ?










どうして、何のために、ここにいたんだっけ?







急速に記憶が削られていく。



目の前が、何なのか分からない。


おかしい。おかしいよ。苦しいよ。辛い、辛い。頭が痛いよ。





訳も分からなくなったまま、私はその場にしゃがみ込んでしまった。


頭上を行き交う人々の声や足音が、私の頭を殴打するように響く。痛くて頭が割れそうだ。




「う、あぁぁぁぁ・・・・・・・ぁあああああああああ!!」




何をしているのか分からずに、絶叫。咆哮した。










ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

”モノ”忘レ

えー、アドリブで即行で書いたとんでもなくグダグダな・・・


なんだろこれ・・・何がしたかったんだ自分←

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投稿日:2011/09/26 20:28:11

文字数:1,237文字

カテゴリ:小説

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