A1
全てが嘘だったと知った瞬間 身体は
悩むよりも先に動き 飛び出していた

B1
好きだった彼の横顔を振り払い
飛び乗っていたのは夜汽車 行き先も見ずに

S1
街を抜けて 風を抜けて 夜汽車はひた走る
なるべく遠く遠くへと わたしを運んで
忘れたいの 忘れたいの この痛み今すぐ
雲間から差す月明かり 濡れた頬を照らした

A2
顔を撫でてく夜風 少しずつ身体冷やす
作りかけの晩ご飯はどうなったかな

B2
次々と流れてくトンネルのライト
もう後戻りはできない よかったのかしら

S2
山を越えて 川を越えて 夜汽車はまだ走る
無情に一つ また一つ 駅が遠ざかる
待っているの 待っているの 胸の奥どこかで
彼も夜汽車に乗ったかもと わずかな希望抱き

B3
こんなにも 待ってても彼は来ないのね
約束の指輪なんて 投げ捨ててやるわ

S3
山越えても 海越えても 夜汽車は止まらない
迫り来る朝日が照らす 強がりのルージュ
忘れたのよ 忘れたのよ 痛みも情すらも
見知らぬ街へと降り立つ 決意だけを抱くの

————————-

上段:音の数
下段:ひらがな表記

A1
10 11
すべてがうそだあたと しいたしゅんかんからだわ
6 6 7

なやむよりも さきにうごき とびだしていた

B1

5 13
すきだあた かれのよこがおをふりはらい
11 8
とびのっていたのわよぎしゃ ゆきさきもみずに


S1
6 6 9
まちをぬけて かぜをぬけて よぎしゃわひたはしる
12 8
なるべくとおくとおくえと わたしをはこんで
6 6 9
わすれたいの わすれたいの このいたみいますぐ

11 10
くもまからさすつきあかり ぬれたほほをてらした


A2

10 11
かおをなでてくよかぜ すこしずつからだひやす
6 6 7

つくりかけの ばんごはんわ どおなあたかな

B2

5 13
つぎつぎと ながれてくとんねるのらいと
11 8

もーあともどりわできない よかあたのかしら

S2

6 6 9
やまをこえて かわをこえて よぎしゃわまだはしる
12 8
むじょおにひとつまたひとつ えきがとおざかる
6 6 9
まあているの まあているの むねのおくどこかで
11 10
かれもよぎしゃにのったかもと わずかなきぼおいだき


B3
5 8 5

こんなにも まあててもかれわ こないのね
11 8

やくそくのゆびわなんて なげすててやるわ


S3
6 6 9
やまこえても うみこえても よぎしゃわとまらない
12 8
せまりくるあさひがてらす つよがりのるうじゅ
6 6 9
わすれたのよ わすれたのよ いたみもじょおすらも
11 10
みしらぬまちえとおりたつ けついだけをいだくの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

夜汽車

下記の楽曲に採用いただきました。

MGK-7様
https://piapro.jp/t/Z_y4

閲覧数:123

投稿日:2022/11/21 12:54:18

文字数:1,165文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

  • 関連動画0

  • 歌詞設定作品1

  • MGK-7

    MGK-7

    使わせてもらいました

    歌詞入りバージョンが完成したので、アップしました。よろしくお願いします。
    https://piapro.jp/t/VrHk

    2022/12/03 19:32:12

    • 階神奈

      階神奈

      ご連絡ありがとうございます!
      お力になれてうれしいです。
      また機会があればよろしくお願いします。

      2022/12/03 20:47:48

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