柔らかな手 透る白肌 振れる声と 鮮やかな表情
恋する僕の 淡い影色 “君の見せる光”の投影

全部見えちゃいないんだろう 盲目的に君を想うよ
君の過去に連なる恋人 僕の胸を締めつけてるんだ

ずっと ずっと そんな気持ちがさ
僕の 僕の 頭の隅っこで
ぎゅっと ぎゅっと しがみついているから
不意に涙が伝う

いっそ消してしまいたいな 君が恋してた形跡も
誰かと深く絡み合って 染み込んだその痕跡も
見ないフリしたって 過ぎるその光景ばっかりに
僕の知らない君の笑顔があった

君の過去に手を伸ばす僕を 「はしたない」と窘めてるのは
「諦め」とか「妥協」で出来た やけに大人ぶる未来の僕

何度 何度 祈ってみてもさ きっと きっと 時は戻らないし
いっそ いっそ 死んでしまえたら こんな醜い今の心

なんて

消してしまえたんだ 僕が愚図ってた原因も
誰かを深く恨み始め 溶け込んだその羨望も
変わるフリしたって 過ぎるその感情ばっかりに
僕がよく知る本音がそこにあった

君の心に開いた穴 かつては誰かが住んでたんだって
あゝ そんな気持ちも 反芻していれば 慣れるのかなぁ

いつか後悔すんだって 君に恋した瞬間を
二人で深く見つめ合って 知ってしまった痕跡を
他人のままずっと 初めから居られたら……なんて

なんで 知ってしまったんだ 君が恋してた形跡も
誰かと深く絡み合って 染み込んだその痕跡も
許すことが僕に 出来たならこの感情だって
大人になれる様な 気がしたんだ

それは正しいのかな きっと正しいんだろう
それは正しいのかな それは正しいのかな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

花が落ちたので、

「花が落ちたので、」の歌詞です。

閲覧数:14,635

投稿日:2017/01/22 14:42:09

文字数:686文字

カテゴリ:歌詞

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