震えた身体に
悴んだ手に
そっとふれてくるなんて
そんなのズルイ
私をいらないって
云ったくせに
いいときだけくるなんて
そんなのズルイ
最初は愛が欲しくて
でも分からなくて
教えてくれるのかな
そんな罠に嵌った
小さく笑いながら
罵倒する唇
そのあとのキスは
甘い蜜のように
中毒的で 困る
どうして私を手放さないの
どうして私のところに来るの
そんなことを聞いたところで
きっと答えてくれないだろうから
今はまだ 分からないフリしててあげる
そんなに優しく
私に触れて
勘違いしちゃいそう
ほんとにズルイ
肌の上をすべる 指
首筋をなぞるその温もり
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云ったくせに
いいときだけ支配しようなんて
そんなのズルイ
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