消えてゆく光 必死で目を見開いても
目の前の景色は暗くなってゆく
部屋の明かりを消して目を閉じれば
何もかも、わからなくなってゆく――

瞬く星が彩る空 朧月のファンタジア
幻想100%の夜に 私は静かに融けてゆく

静かに目を閉じて 空に身を委ねるの
どこまでも高く昇る想像してね
軽くなった半透明(アクアカラー)の自分が
空に包まれて浮かんでる気がするの


そんな夢から醒めたベッドの上の自分
もうすぐ私はここからいなくなる
漠然と、理由(わけ)もなくそう思った
どうしてだろう、涙が止まらない

もしこれが最後のチャンスなら勇気を出して言いたい
今まで心に秘め続けてた あなたへのホントの気持ちを

ずっとずっと、あなたのことが好きだったの
叶わない願いなのは、ちゃんとわかってた
それでも構わない、この想いは変わらない
私がここに居る限り ずっと・・・・・・


一緒に100歳まで生きようと誓った
遠い日の約束、私には果たせそうにない
貴方を置いていくのは辛いけど
最期の時まで 私の傍にいてね


「私の分まで生きて」なんて言ってもね、
あと170年なんて無理よね
だからあなたには別のお願いをするの
「私のことをずっと、忘れないで」

次第にぼんやりし始める意識の中
しっかりしろと叫ぶあなたを見ていた
あの日の夢のように自分が軽くなって
何もかも、わからなくなっていく・・・・・・



ダメ、まだだめ。あと1分だけ時間が欲しいの
まだあなたに「ありがとう」を言えてない――

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

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切ない恋物語を書こうとしたんですがどうしてこうなった。

閲覧数:221

投稿日:2013/10/20 16:47:46

文字数:646文字

カテゴリ:歌詞

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