雨あがり日差し笑って
 頬撫でる濡れた風
 振り返れば 君はもういない
 セミだけが空に歌う

 行かないで
 そんな我が侭を
 海に捨てた夏
 来ないで欲しかった

 君となら信じたかった
 君になら言えると思った
 恥ずかしげもなく
 「永遠」


 時まわり見上げ三日月
 頬叩くぬるい風
 隣にも 君はもういない
 流れ星、空に消えた

 追いかけて
 そんな1年は
 風に溶けた夏
 好きだと言い続けても

 君となら信じられた
 君なら信じてくれそうな
 そっと目を細めて
 「永遠」


 前しか見えないで
 君を置き去りにしたまま
 ふと振り向いた
 僕を待つでもなく
 僕を追うでもない
 遠い君の背中、に
 伸ばした手は小さかった

 君となら信じてみたかった
 君になら言えると思った
 恥ずかしげもなく
 「永遠」

 君となら信じられた
 君なら信じてくれそうだと
 言わなかったのはなぜ
 「永遠」

 君となら信じられた
 「永遠」

 君となら信じたかった
 「永遠」

 僕が大切にしようと
 きつくきつく握りしめて
 ぼろぼろに壊してしまった
 「永遠」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

あの夏の

季節はずれ!
高校時代の先輩が、ある日ぽつりと言いました「俺は夏が好きだけど、来てほしくない」。
そこから生まれた歌です。
だから男の子の歌なんだけど、こういう暗いのはミクに似合う気がしますね。

改変自由です。

閲覧数:91

投稿日:2009/02/01 20:09:36

文字数:496文字

カテゴリ:歌詞

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