消えかかったあの時の 記憶たぐり寄せる
あるはずない 偽りの記憶内包しながら
思考回路を 寄り道して辿り着く場所には
新規作成 見た事無い自分が出来上がってる

それはただ 触れるだけでも
簡単に 脆く崩れていき
新しい スペースが増えて
同じ事 何度も何度も続けていく

私が作り上げた虚像を
自分と照らし合わせる
全く当てはまりもしない
滑稽な妄想

私が作り上げた実像は
紛れもなく自分自身で
どんな虚像よりも
鋭く尖っているよ

頭の中 理想の自分 大きく占有してる
あくまでもそうなりたいとも 考えてるだけで
正解はどこにもない 誰も決められない
此処にあるのは 見た事のある自分自身だけだから

それはきっと 触れなくても
隙間なく 強く固められて
誰にだって 動かせないし
理想なんて 入る余地すら与えられない

他人が作り上げた虚像を
自分と照らし合わせる
やっぱり当てはまりもしない
嘲笑の対象

私が作り上げた実像は
紛れもなく自分自身で
そんな虚像たちに
負けたりなんてしない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

モノクロコントラスト

閲覧数:148

投稿日:2017/09/29 00:30:10

文字数:449文字

カテゴリ:歌詞

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