ワイパーの音だけが残る
あの日もこんな雨だった

知らないホワイトムスク
変わったのはお互いだった

一緒にいればいるほど
沼みたいに溺れていって
ダメになってしまった私は
どうしようもなくバカだった

周りはやめなよなんて
分かってることを言われても
そんなあいつが、そんなあいつが
今はどうしようもない。

じめる肌、濡れた裾
こんなに手の届く距離にいるのに
届かないんだ、これ以上は。
いつか遠くなるのを待つだけ

夜雨、止まないで
今は何も言わないから
やめようかなんて言わないで
あとちょっとかもしれないじゃない
その気持ちも変わるよきっと

ねえ夜雨、止まないで
このままにはできないんだよ
若気の至りだったなんて
そんな思い出にしたくないから
ゆるがせにふらないでよ

止まない雨は繰り返す
変わらず、慣れた関係で

不自然に呼び方を変えてみたけど
そんなの意味ないか

一緒に居れば居るほど
沼みたいに溺れていった
寂しさだけが滞るそんな6月の梅雨中で
桜の降るあの春に初めて話した時から
そんなあいつが、そんなあいつが
そんなあいつが。

夜雨、止まないで
今は何も言わないから
やめようかなんて言わないで
あとちょっとかもしれないじゃない
その気持ちも変わるよきっと

ねえ、どうか離れないで
このまま繋いでよ
そのうち雨も上がるから
二人で夏を過ごしたいんだ
ゆるがせにふらないでよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

停滞 歌詞

停滞の歌詞でっす✌️

閲覧数:325

投稿日:2020/08/04 21:46:36

文字数:602文字

カテゴリ:歌詞

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