夜の狭間の蜃気楼
愛の随に さらさら 流れ
答え合わせをしましょう
星の瞬き ゆらゆら 揺れて

生まれた姿の醜さ
密やかな夢の愚かさ
蛹のフリして眠れば
羽ばたくその日を夢見てた

風薫る刻の裏庭
明るい世界の終わりは
二度目に目覚めた姿は
何故だか毒蛾に似ていたの

青白く降り注ぐ この光 まがい物
それなのに私にはふさわしく思えて
少しだけ謎めいた この翅の色使い
歪さも愛おしい この場所で生きるには


産声あげて着替えた
始まりの色 ただ ただ 赤く
罪の帳に魅せられ
月の静寂に ぱたぱた ぱたり

儚い期待の裏側
諦めに揺れる視界は
繰り返し続く それなら
仮初めの虚無を誓うから

眠りの淵から 孵れば
染みついた毒の雫は
幼い心に目覚めた
死に至る病 それもまた

仄赤く燃えている あの光 導いて 
それなのに私には恐ろしく思えて
誘惑に刈り取られ 衝動に身を任せ
思うまま飛び込んで 燃えつきる運命へ


綺麗なフレアリング
可憐なパントマイム
羽ばたきは 羽ばたきは 燃え盛る秘め事

呟くワーズワース
憂える心理ゲーム
瞬いて 瞬いて 何一つ繰り言

梔子色に
生まれた意味を
突き刺す毒を
教えてあげる

普段着の遺伝子と腐乱した理論値に非難気で胡乱気な疑念さが絡んでは 
二面性孕んでる可燃性恨んでも二卵性軽んじてがらんどう

青白く降り注ぐ この光 まがい物
それなのに私にはふさわしく思えて
少しだけ謎めいた この翅の色使い
歪さも愛おしく それだけが全てで

燃えている燃えている あの光 導いて 
私には私には似合わなく思えて
誘惑に刈り取られ 衝動に身を任せ
思うまま飛び込むわ 美しく燃えるから

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Not a Butterfly(採用いただきました)

曲 自由さん

蝶じゃないけど、これが私。

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投稿日:2019/08/17 16:21:55

文字数:721文字

カテゴリ:歌詞

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